先週の全体MTGで行った会社と部署の『強み』書き出しシート
お互いの部署の強みをどの程度認識しているかがよく解りました。
2月21日(火曜日)
昨日の午後、薬局経営者とその幹部の皆様との勉強会に行って参りました。
いつもは、経営陣だけで課題を持ち寄って発表し、質問し議論を深めるのですが、その中のお一人が「自分達だけで学ぶのもいいけど、次世代の人達の育成の為にも何とかしたい」というご提案により実現した勉強会でした。
そのお誘いを有難くお受けし、わたくしと本部長の二人で出向いて参った次第ですが、有意義で学ぶべき事が多い実りある時間でした。
薬剤師でありながら5店舗・10店舗・40店舗を統括しているマネージャーの方々のお話を伺うと、何処の悩みも同じだと解ります。
80店舗以上を取りまとめておられる副社長さんが、何百人という社員の方々の様子をきちんと把握しているという事だけでもビックリな事実だった訳ですが、想像以上にご苦労やご心労があった事が昨日のお話で改めて分かりました。
詳しい事は省きますが、社員の不幸に気づいてあげられなかった事で心を痛めたというお話を伺い、そこまで思いつめる背景は何だろうと考えていたところ、それは社長さんの社員を大事にする、社員は家族同然という教えから来るものだったと解りました。
会の後半では、『どうしたら、社員を幸せにしてあげられるか?』この部分についてがメインになりました。
幸せの尺度は人それぞれです。
ですから、幸せの感度、感性、価値観が近しくなることが前提にあります。
恋人でも、夫婦でも同じですが、会社という組織も社員の幸せ満足度は会社の理念に沿った仕事をする事が嬉しいと思うか否かで測れるのだという意見が多かった様に思います。
先週全体MTGでワークを行いました。会社の強みって何だろう?
自分の部署の強みって何だろう?
他部門の強みをよく解っているだろうか?
というテーマで、書き出しをしてもらいました。
うっすら感じていた事ですが、社員たち自らが証明してくれました。
付箋の数が少ない部署はそれだけ全ての事に対して関心が薄いと言う事が解りました。
人数の差異はあまり関係がありませんでした。
自分の部署の良い書き出しも少ないのが特徴です。
マザーテレサの有名な言葉で『愛の裏返しは無関心』というキーワードが昨日の勉強会でも話題に上がりました。
結局どんな仕事に対しても愛情を掛けないと育たないと言う事です。
人がモノや人に対して『愛があるな~~~』と感じるのは一体どんな時、事なのでしょうか?
その逆のパターンとは一体どんな場面なのでしょうか?
今日は、北風が強く重量感のあるわたくしでも吹き飛ばされそうです。
でも北風が心にまでしみ込むような心境でもあります。
『悪気が無い』では済まされません。
大人として、仕事人として、会社に所属するものとして、それぞれの責任の所在はハッキリしているはずです。
『無関心を撲滅する!!!』このスローガンを掲げ、北風に立ち向かう以外に策はありません。