2月22日(水曜日)
昨年から定員18名以下のデイサービスは『地域密着型サービス』というくくりになり、如何に地域に密着して、地域に貢献しているか、情報を開示して法人の独占事業になってはいないかといった報告が義務付けられました。
その一つの方法として、『域密着型サービス運営推進会議』という会議の開催があります。
本来は年2回の開催が求められていますが、業務を行いながら日中に関係者を集う準備が出来兼ねて、今日が『すまーと』の第1回目の会議となった訳です。
関係者とは、勤務する職員は勿論ですが・・・・。
①行政担当者 ②地域包括支援センターの職員 ③町内会の会長さん ④民生委員さん ⑤ご利用者様 ⑥そのご家族他、⑦地域に住まわれている住民の方々 ⑧ケアマネージャー ⑨医療関係者の方々などです。
ただ、医療機関の先生は診療を離れて会議にご出席頂ける確率はまず0に等しいです。
今日はその中から、①・②・③・⑤・⑦の方々とわたくし、事業本部長・デイサービスの所長・リハビリスタッフ・介護スタッフの計10名での会議となりました。
会議はどんな会議でもそうですが、準備が大変です。
何時、誰に、何を、どの様に、どんな目的でお伝えするのか?
参加して頂きたい方々にお声を掛ける事、日程の調整を図ること、そしてサービスの内容をご理解頂く為の資料の用意。
13:30からの開催ギリギリまで資料の見直しを行い、追加の項目やそれに沿った写真なども盛り込み、立派な資料を本部長が作成してくれました。
本当に助かりましたし、見やすく解りやすく、説得力のある資料で、ご参加の皆様が感心して下さいました。
感心して下さったのは、資料の出来栄えだけでなく、内容が伴っていたからこそだと自負しています。
マシンのリハビリと一口に言っても特徴が伝わりません。資料に盛り込められない事を口頭で補足します。個人の筋力評価ができる事。それに基づいてトレーニングの負荷を設定できる事。
記憶されている情報が、指一本の静脈認証で確認できるので、スタッフが変わっても間違えようがない事・・・など。
そして、玄関での靴の履き替えにも意味がある事をご説明いたしました。
本来はバリアフリーで靴のまま施設に入れる事が楽なのですが、日本家屋では必ず靴の履き替えを玄関で行います。
わたくしどものデイサービスでもお宅の玄関と同じ様に靴の履き替えを行って頂く為にわざわざ一段上げて作った事。
そこからリハビリが始まっている事、履き替え時のリスクがあるとすれば、自宅でも同様である事を意識して頂くのだとお話をしましたら、皆様が『ウンウン』と同時にうなずいて下さいました。
そして、『すまいる♥くらぶ』と共同したサロンコンサートや薬の相談会などのご紹介も大変好評を頂く事ができました。
準備が大変であっても、やはり開催に意味があり、会社の運営、デイサービスの特徴を知って頂く良い機会だったと思った次第です。
実際のお客様だけではなく、地元の方々に事業の内容を知って頂く事は、やっているつもりでもなかなか伝わっていないのだと実感致しました。
これは、内部の中でも言える事です。
伝えきれていないのは、社長が未熟だからで、まだまだ尽力を果たしていないという結果です。
社員の至らなさは社長の不徳の限りです。
地域で事業を継続させて頂くからには、何としてもその想いを形にお示しして皆様方のご支援を頂かなければなりません。
この基本の基本に気づかせて頂いた良い会議でした。