3月6日(月曜日)
人間の体には365ブラスアルファのツボがあるとされています。
そのプラスアルファにプラスされている感情のツボが人それぞれにあります。
笑いのツボ、味覚のツボ、嬉しい、悲しいのツボや不愉快のツボもマチマチです。
自分を少しだけ俯瞰してみると、どんな事柄や特徴に反応するのかが見えてきます。
笑いのツボは、話をしていると直ぐに分かります。
延々と話題が尽きず、お腹が痛くなり、目尻のシワの回復が大変な事になります。
ごく最近では、オ◯エモンでたまらなく笑いました。
一方、不愉快のツボにはまると困ります。
何が不愉快ポイントかと思って、考えてみたところ、人に準備を与えずに次々と要望要項が増える場合は、不愉快を超えて大体切れてしまいます。
人に準備する間を与えない人の特徴は、その人自身の段取りが悪いという印象を持ちます。
仕事でキレてしまうと、上長が謝ることになりますが、あまりに謝り慣れているのか、「仰る通りです」「誠に申し訳ございません」と言う言葉に全く真実味を感じなくて、笑い出したくなる経験を致しました。
あれ程小馬鹿に聞こえる謝罪のコメントは、コントで見た以外には初めてです。
ある保険会社のスーパー営業マンが、初めての顧客に面会に伺う前に何十回もロールプレイをなさると言うお話を伺いました。
奥様に何度もダメだしをされ、ビデオを見てスピードや変なクセをご自身で何度も確認をするのだそうです。
そして、だんだん上手になっていくのだそうです。
ただ、お詫びの為の訪問は、ヘタに慣れてはいけないと思います。
いえ、慣れていることを感じさせてはいけないのです。
部下の不手際を言われてから謝るのなら、なぜ訪問の前にもっと準備をしなかったのか?
そうそう、わたくしの不愉快ポイントは、手抜きの仕事ぶりです。
予め出来たであろう準備、支度に手を抜いたまま顧客の前に現れる……?
この無神経さに苛立ちや不快感の匂いを感じるのだと、つくづく感じたのでした。