3月23日(木曜日)
この数年で通信手段が多様になりました。
個人でも、会社でも携帯電話は不可欠になっています。
大変身近になっているにも関わらず、契約の内容についてほぼ理解していない事に気づきました。
事業所が増える毎にショップへ出向き、法人契約の為に登記簿や印鑑証明、実印などを持参し細々とした契約を行ってきた訳です。
機種を変更したり、壊れたりと様々な事由で時間を要した事もありました。
一番時給の高い社長がそこで時間を費やすのですから、何と生産性の低い事を行っていたのか、非常に反省するところでした。
先だっても、「法人のまとめ割引とか何台以上なら〇〇なんて何か特典は無いんですか?」と伺ったところ、「そういうのは特に無いんです」と窓口の方がハッキリ仰ったので、内心変だな~~と思いつつそのままにしておいたのですが、ここに来てその認識が一新しました。
ある企業様のご提案で契約会社を変更する為に、いわゆる違約金がいくら発生するかを問い合わせたところ、随分いい金額をお支払いする事が解ったのです。
2年間は解約したり、他社に変更したらお金がかかるということくらいにしか思っていなかったので、それほど費用がかさむとは思っていなかったのですが、持っている台数全てに違約金や番号を変えずに他社に変更する為に発生する費用でビックリ致しました。
2年後、契約更新月というピンポイントで移行する場合のみ違約金は免除なのだそうです。
契約の際にショップの担当者は確かにそう説明をしているのだと思いますが、その他にも聞きなれない言葉を連発される中、理解をせずに、勝手に自分に都合の良い解釈で契約していたのですね。
たかが10台、されど10台の費用はチリも積もれば・・・・で馬鹿には出来ません。
他社へ移行するのはどれだけ不利か!という説明を何度も繰り返すコールセンターの相手に根気強く粘って、粘って移行にかかる費用を確認した訳ですが、その後まもなく『法人担当部署』の方から他社への移行は待って欲しい、何とかこのまま契約を続けて下さい!と懇願のお電話を頂きました。
時既に遅しです。
ショップ窓口で何回か『法人窓口は?』と口にしたにも関わらず、繋げて頂けなかったのですから、仕方がありません。
携帯電話の契約に限らず、実は良く理解しないで後で不利益を被ると言う事は少なく無いのだと思います。
わたくしどものお仕事も同様、『言った言わない、聞いた聞かない・・・・。そんな事とは思っていなかった』とご契約後にご理解を頂いていたつもりがそうでは無かったと気づく事があります。
それは相手様のせいにしがちですが、実はこちらの説明不足であったり、どの程度ご理解を得られたのかを確認していない、できていない事も多いのです。
毎日、色々な方々とお目に掛かり、新たな気づきや反省を感じるのですが、それを自社のサービス向上に活かさないとただのウッカリ者でしかありません。
シッカリしないといけません。