4月12日(水曜日)
昨夜のニュースで今年の本屋大賞に「蜜蜂と遠雷」が選ばれました。
この本は、2月に友人から薦められ直木賞を受賞したので、本屋さんでは目立つ場所に平積みになっていたものです。
とても分厚く、一ページに上下段という密度の濃さゆえ、持ち歩きを考え電子図書でひたすら読みふけりました。
ピアノの国際コンクールをテーマにした物語ですので、有名な作曲家の有名な楽曲を言葉で表現しているのが、素晴らしくどんどん引き込まれていくのが解りました。
その頃、色々な検査で週末は病院で過ごす時間が多かったので、本を読むには好都合でした。
ピアノのお仲間に『面白かった!!』と告げたところ『もう読み終わったんですか?』とあまりの速さにビックリされましたが、寝る前にも読みたくなる本は久しぶりでした。
全く別の友人にこの本の面白さを語ったところ、今朝早速「お薦めの本が世の中で評価されましたね」とメールが届きました。
受賞された恩田さんが「一番本を読んでいる本屋さんに選んで頂いた事が誇り」とコメントされていましたが、確かに嬉しい事だと思います。
その道のプロが読みたい!売りたい!と思って頂けるのですから・・・・・。
受賞が決まってから読んだのでは無く、自分が読んだ後に受賞が決まったニュースを見ると、何だか人ごとの様に感じなのが面白い感情でした。
わたくし共のお仕事も、自分が薬局に行くなら、友人・家族に薦めるなら『ヒロ薬局!』介護を受けるなら『あっとほ~む!』とその道に精通している方々に選んで頂ける事業所になりたいものです。