5月15日(月曜日)
4月から続いている社員との面談ですが、今回は管理者を含めての取り組みの為、業務改善を望む声を後回しにせずに、その場にいる上長に状況を確認する事ができます。
更に、判断の基準が欲しい場合は、社員や管理者へその場で宿題を出す事も出来ます。
遠回しに、遠慮がちに伝えてくる改善要望がありますが、その根底にあるものが少しづつ見えて来ると、表面のお手入れだけでは済まない事が解ってきます。
その為の面談でもありますので、現場を抜けてそれなりの時間をかけて話し合いをする効果は大きいと思います。
約束できる事、出来ない事がありますが、なぜそうなのかを理解してもらわないと、不満を感じる事になってしまいます。
限られた時間内で理解を深めるコツは、何と言っても普段からの会話だろうと思います。
面談の時にだけそれらしい会話をしても、かみ合いません。
社員一人一人が何を言いたいと感じているのか?何を望んでいるのかは、普段の仕事場に於いて普段の仕事から感じる事が大事なのだと痛感いたします。
しかしながら、一つ一つ辛抱強く質問を繰り返していくうちに、色々なヒントが聞き取れます。
いかに、現実を知らないかが良く解ってきます。
ヒントが見えてくれば、あとは更に事実を整理した上でこれからの進め方を見直す事ができます。
その為には、体裁を整えるよりも、声を荒げてでも、本音をぶちまけるくらいの気概があっても良いのかも知れないと思います。