5月18日(木曜日)
毎月『らくらく本舗りはびり屋』の先生達が、受け持ちの患者様の中から気になる事例を一緒に検証し、より相応しいリハビリ環境を作ろうと仕事を終えた時間に集まります。
今夜はその日でした。
実際のお宅にご訪問させて頂き、身体状況は勿論、ベッドの位置や高さ、手すりの位置やトイレまでの動線、ご家族のケアへのアドバイスも含め、多様な活動に広がっています。
訪問を終えると、わたくしの部屋に集合して、カンファレンスが始まります。
ケアマネジャーがウチのメンバーであれば、勿論一緒に課題解決の担い手として参加します。
このアイデアはずいぶん前にわたくしの発案で開始されたのですが、何年も続けられていてとても有意義な時間になっています。
ご自分達の仕事の範囲を超えて、色々な可能性を求めて次々とアイデアが出てきます。
そのアイデアを形にするには社長が同席しているのが一番早いので、このミーティングの後には何らかの対策がすぐに講じられます。
生活の場のリハビリには限度があります。
そこでデイサービスでできる個別リハビリについて色々な可能性を話し合うことになりました。
自分の会社の人達を手放しで褒めるのは賛否両論あろうかと思いますが、久しぶりにこのカンファレンスに参加して、何て真面目な人達なんだろう。偉いなァと思いました。
どんな事を手がけたら患者様が楽になるか、元気になるか?を真剣に語っている姿を間近に見ながら、誇らしくなって参りました。
わたくしのしたい仕事は、この様な人達が支えてくれているのだと実感できる幸せな時間でした。
誰かの役に立つ事を自ら買って出る。
その姿に良い刺激を受けて周囲に協力者が募って来て下さいます。
このサイクルは作りたくてもなかなか作れるものではありません。
有り難い事実です。
頭が下がります。
だからこそ、まだまだ頑張らないといけないと思います。