5月30日(火曜日)
昨日午後、高齢者保健福祉計画、介護保険計画に関する会議に参加して参りました。
今年度は委員の構成が少し変わりました。
委員の任期は3年ですが、わたくしがこの会議の委員をお引き受けして、今期で四期目になろうかと思います。
地域包括ケアシステムの担い手として職種が偏らない様に新しいメンバーが加わりました。
区民代表の委員もおかわりになりましたが、何とそのうちのお一人が、以前からお世話になっている福祉教育の関係者でした。
かつて、その学校に出向き、介護事業の実情を学生さんにお話させて頂いたことを思い出しました。
何年もお目にかかっておりませんでしたが、区民代表として委員に応募なさった事に、変わらぬ福祉への想いを感じました。
この会議で『顔の見える関係』として親しくさせて頂く方が増えました。
薬学生の実習にもご尽力を頂いたグループホームの施設長様、特養の施設長様のご両名とは、お互いの仕事を更に良いものにしていく為に、チョコチョコ連絡を取らせて頂いています。
お礼にお送りしたお菓子に恐縮される様子には、『お互い様』とか『貢献』という表現がふさわしい謙虚なエネルギーが伝わって参りました。ありがたい事です。
さて、昨日は新期第一回の会議でしたので、委員一人一人に向けて区長直々に委嘱状が手渡されました。
その後の区長のご挨拶の中にオリンピック、パラリンピックのフラグリレーを区内の全小学校で行った感動的な事例をもとに、何度も『繋ぐ』『繋げる』という言葉を繰り返されていました。
そのお話を伺いながら、わたくしなりに繋がり方とは?という事を考えていました。
世の中には、お互いの利益の為に何とか繋がりたいと接近してくる、していく事があります。
しかし、大切なのは繋がった後にお互いのルール、マナーをどれだけ守ろうとする姿勢が大事なんだろうと思います。
自分の利益が見込めなくなると同時に繋がりを断つ。
この様な場合は、途絶えるべきして途絶えるのだろうと思います。
とても分かりやすい構図です。
今日は、10年近く付かず離れずの関係を保っている採用関係の方と久しぶりに仕事の打ち合わせで再開しました。
お礼のメールには、『人材確保の深刻さを知ったと同時に、何とか支援に繋げたい』と言う内容が書かれていました。
次のアポでお訪ねになった人材紹介会社の方からは、まさかのお話があり、穏便に進めようとしたわたくしの目論見は見事に逆転となってしまいました。
仕事は人なり。
ご縁を繋ぐ、そして細くても繋がった状態にするには、何と言っても信頼関係以外には無いのだと痛感しています。