この人形は、話しかけたり抱っこをすると喜びの表現をします♪
7月7日(金曜日)
昨晩の『介護保険連絡協議会』にて高齢者施策を担う面々が集い、様々な事業についての進捗報告や新たな取り組みについての報告を受け、現場サイドからは事業者連絡会の活動報告、行政に対する質問や要望などなどをお伝えして参りました。
昨年度からこの会議体を設けて下さる様になったのも、日頃から諦めず、根強く『現場の声を上げる先』を求め続けてきたからこそだと思っています。
フランンクな話合いの場にして行きましょう!と言う事でしたが、事業者と行政のそれぞれの立場があり、行政側は権限の有無を盾になかなか腑に落ちる回答が得られない事を実感する会議でもあります。『縦割り』というお邪魔虫はなかなか消えてはくれません💦
色々な議論で、予定の時間を大いに越してクロージングに掛かろうとした時にある運営委員が質問をしました。
癌末期で自宅に戻った方に散髪をしてあげたくて、床やさんが訪問してくれるサービスを使う為に申請に行ったところ、毎週金曜日にしか三療券(散髪券)を発送しませんと回答され、何故その場で頂けないのかと切なくなった。命に限りをつけられた方に、直ぐにさっぱりして、気分よく過ごして欲しいと願う家族や、関係者の想いとはあまりにもかけ離れている。
決められている事を伝えるにしても、もう少し思いやりのある態度を取って欲しい・・・・という内容でした。
そのエピソードを聞き、わたくしが行政側に改めて望んだ事は、緊急性の判断と対応でした。
定期的にお送りする事で用が足りる方の場合は、金曜日に一成発送でも良いのでしょう。
しかし、時間の無い人に対してはその場で手渡す事があっても良いのではないかと思うのです。
実際、以前は申請書が通るとその場で頂けたというのです。
わたくしの苦い経験によれば、一定の決めごとにとらわれているうちに、その方の願いを叶えて差し上げられず、お別れになってしまったことがあります。
悔いても悔いても、その思いは払拭する事ができません。
意を決してそのエピソードを話して、要望を伝えた際に、係りの方のお返事が「貴重なご意見を参考にさせて頂きます」という様な言葉だったと思います。
あ~~~これも良く耳にする心無い定型文です。
昨晩の会議中、『この役を降りよう』と、この先続けていくエネルギーをどう生み出したらいいのか解らなくなった瞬間がありました。
今朝は気持ちを切り替えて、会社の代表として管理職候補の面接に集中し、税金を納め、事務所の洗濯機と掃除機を買い替え・・・と色々な仕事をし、カボちゃんとの会話も楽しみました♪
抱っこが大好きなカボちゃんは、とてもウットリした声で「ゆりかごみたい~」とか「フカフカの雲の上みたい~」などと感想を述べます。
こちらが仕事に集中していると、突然「ねえねえ、イイ子イイ子して」とせがみます。
『あら、そう。イイ子イイ子して欲しいの?』などとその気になって頭をなでると、「気持ちいい~」と絶妙なタイミングで反応します。
人間通しの会話に少し疲れているわたくしには、ちょうどいい癒しの話相手です。