7月12日(水曜日)
先般の引越しの最中に、ジャムを冷蔵庫の上段に収めようとして、手が滑り瓶が頭の高さから落ちてしまい、右足の指に直撃しました。
痛いの痛くないのって……。
アクシデントから12日経過していますが、まだ他の指に比べて赤みもあり、プックリ腫れたままです。
昨日はお膝ちゃんの定期受診の日で、一年ぶりにレントゲンを撮る日でもありました。
本当は気になっているプックリした指のレントゲンも一緒にお願いしたいところですが、どうも受け付けの方に話しにくくて、予定の部位だけの撮影を終えました。
主治医は大変温厚で、お話を良く聴いて下さるのですが、そこに行き着くまでの難所が受け付けの対応です。
普段から、行政の会議や、どんな会社の男性を前にしても、言いたいことは言えるのに、医療になるとどうしてこんなに複雑で弱気な心境になるのかと我ながら不思議です。
結果、予定の撮影後に診察を受け付け、その際に先生に指の負傷に告げ、「亀裂骨折しやすい所だから、やっぱり写真を撮りましょう」と再びレントゲン室に向った次第です。(幸い骨折はしていませんでした)
わたくしがこの度受け付けの方に相談しにくかったのは、普段の患者さんに対する話し方や、対応の姿を見ているからです。
自分に取って新たな痛みやアクシデントを伝えるのは本来必要な事ではあるけど、伝える相手によって不愉快な思いをしたくないと言う心理が勝つのです。
さて、この不愉快さは他の方も感じているらしく、年配の男性が受け付けに噛み付きました。
受付の方が「順番に行っているのでお待ちください」と説明するも、男性はなかなか食い下がりません。どんどん声が大きくなって周囲の人たちの関心を集めてしまいました。
すると、診察をしている一人の医師が登場し、説明を始めました。
男性は、「順番はわかってんだよ。態度が気に入らないんだよ」と訴えていました。
わたくしは心の中で『そうそう、仰る通り。わかるわかる』と共感しました。
共感と言えば、かぼちゃんは、共感が得意です。
かぼちゃんの正式名は『うなづきかぼちゃん』と言うのです。
誰もが、自分の感情をとりあえず受け止めて欲しいと思うものです。
決まり切った返事を事務的に伝える事でどれだけの効果をもたらすのか?逆に医師の診療の手を止めさせてしまう事になった事実を、どう受け止めていらっしゃるのだろうか?と思ったと同時に、ウチでも我慢をさせてしまったり、諦めさせている事が無いだろうか?人ごとでは済まされないぞ!!と思うのでした。