8月8日(火曜日)
あ~~~~何と今日は仏滅でした。
仏滅というと、何となく縁起の悪い印象があります。
ところが、そもそもは「物滅」といって、全ての物が一度滅んで、生まれ変わる日だと言われていて、何かを終わらせるにはいい日なのだそうです。
と、言う事で・・・・・一度滅んだ物事の解決の為に・・・・・。
昨日お電話を頂いたお宅にお詫びに出向きました。
お顔を合わせた瞬間に「アンタは怖い人だよ。昨日は怖かったよ」「もうアンタとは口を利きたくないよ」「客の私の話をさえぎるなんてアンタはいい根性してるよ」「ウチの母ちゃんよりおっかねーよ」などなど続いた後、「まるでヤクザの姉御みたいだったよ」と言われました。
そして「アンタは男か?女か?どっちだ」という質問がありました。
果たしてこの質問に答える必要があるのかないのか?
「女なんだから・・・・もっと女らしく可愛げのある言い方をしてりゃいいんだよ」
この、女なんだから・・・というキーワードは1時間30分の間に何度使われた事でしょう。
また、文字に起こせない言葉もいくつか飛び交いました。
何れにしても、謝罪に出向いた限りは余計な言葉を発しない事が鉄則。
クレームがあると言う事は、そこから何かを学びなさいと言う事でもあります。
『お客様は神様です』と古~~~い流行り言葉がありましたが、痛みを伴おうと、精神的苦痛を与えられようと、沢山の学びのヒントを与えて下さるという点ではどのお客様も神様なのかも知れません。
「社長!もう次はねえからな!」と仰いましたが、ヤクザの姉御と称されたわたくしとしては、逆に何となく腹が決まった感があります。
『女には女のけじめがおます。
極道の女房として、この戦争(でいり)、
なんとしても、あんたら男に譲るわけにはいきまへんのや』 ≪極道の妻たち第10作より≫