9月20日(水曜日)
財産とは個人や団体が所有している経済的な価値のあるものの総称をいうのですが、今日行政の会議にて『主任介護支援専門員は江東区の財産だと考える』と言って頂きました。
このコメントには、国や都道府県の『現場を知らない人が定めてしまう規定』により資格を更新させたいと思っているケアマネージャーが更新研修を受けられない現状についてある会議にて質問、提言したという背景があります。
ただ、本当に財産だと思っているならもう少し大切に扱って頂ける筈なのに、そんなに大事にされている気がしないと笑いながら会議終了後にお伝えしました。
少しやり取りがあった後『財産のサンは散るかも知れない』とブラッキーなオチとなりました💦
何か真実ぽくて明るく笑えないところが怖いです。
進行役のH先生が会議中に『同床異夢』という言葉をお使いになりました。
その意味は『同じ立場にありながら、考え方や目的とするものが違うことのたとえ』だそうです。
行政の方々とお話をしていると、何となく微妙な所ですれ違っている感じがいたしますが、この4文字熟語に表されている様で、フンフンと関心いたしました。
H先生とは何年も会議でご一緒していますが、年々、わたくし達の考えの解説がピタッとしてきている気がいたします。
行政側が決まりきった回答をした際に、『その意味を訪ねているんでは無いですか?』とか『もっとわかりやすく表現した方がいいんじゃないの?』など言いたくても言えない事をニコニコしながらおっしゃて下さいます。
言いたくても言えない・・・・わたくしは言いたい事、聞きたい事があると発言するのであくまでも一般論ですが、今日の会議ではさすがに不明な事ながら質問を控えた事がありました。
それは事業者連絡会がある会に参加する事になっているのを資料で発見し、その経緯を知らなかった事です。会長として身に覚えがない事を公の会議で質問する訳には参りません。
多分、承認に至った会議に出席していた方からの報告が無かっただけの話だと思いますが、報・連・相・確はどんな組織に於いてもとても大事な事なのに、何故か自分の頭の中だけで完結されてしまうので、その後始末に苦慮する事が多くて、正直シンドイです。つ・か・れ・ま・す。
自分の会社の中でさえ、『聞いてないよ~~~~』と言う事があります。
他社の人達で構成されている集団に於いては尚更です。
事の重要性や、優先順位はリードする者が都度伝えなければ行き違いが起こるものとして、用心に用心を重ねていく以外に策は無いのでしょうか?