9月27日(水曜日)
残すところあと数日で9月も終わります。
気づくと、日が暮れるのが早くなりました。
転居した自宅から眺める夕日の景色が季節ごとに変化があるので、夕暮れを眺められる休日は楽しみでなりません。
昨夜は、綺麗な三日月が輝いていました。時間と共に、うっすらと雲に隠れる風景も何とも怪しげな雰囲気があります。
そして、秋の楽しみは何と言っても豊かな食材です。
今日は、役員会議、午後に管理者会議と会議三昧の一日でしたが、昔、昔のブログのテーマであった食の事です(^^♪
秋刀魚は流通の発達によりお刺身でも頂ける様になりましたが、一番好きなのは塩焼きです!
焼き魚はお店で頂く事に決めています。
理由はただ一つ。上手に、美味しくなる様に焼いてくれるからです。
自宅で焼くと臭いの処理と、コンロの手入れが面倒・・・というのも本音です💦
さて、骨付きの魚を頂いた後に、お店の方が『綺麗に召し上がって頂き、ありがとうございます』と褒めて下さることがあります。
腹ワタも皮も、美味しく頂けるのは、両親の影響だと思います。
二人とも魚が好物だった事もあり、わたくし達兄弟姉妹は、食べ慣れていました。
お皿を散らかす事無く、綺麗に頂く事ができます。
思い起こせば、昨今もてはやされているコラーゲン。
母は魚の目の周りも綺麗に食べていましたし、煮魚をした翌朝に出来上がっている煮凝りをツルんと美味しそうに食べていました。
正に骨しか残さない人でしたので、父から『タロウに少しは身を残してあげなさい』と当時飼っていた犬の心配をして笑われたほどでした。
そうそう、昔は犬のエサは残飯だったのです。魚の煮汁がかけられたご飯はご馳走だったのです。
寒い時期に、少し残った煮汁がプルプルと固まっている光景は不思議でしたが、高い化粧品を使わなくてもツヤツヤした肌だったのは食生活にあったのかも知れないと、サプリメントの通販番組を見ながら母を思い出すのでした。
最も、その頃の時代は美容云々なんて贅沢な考えなど一切なく食材を粗末にしない、きちんと食べきるといった『勿体ない精神』がそのようにさせていたのだと思います。
写真の秋刀魚は、先日お蕎麦屋さんで注文したものです。
お昼に美味しいお蕎麦と秋刀魚の塩焼きを頂くなんて、本当に幸せなひと時でした♪