11月30日(木曜日)
今日で11月も終わり、今年も残すところ1か月となります。
昨年の今頃から体調を崩し、今年に入ってからは複数の医療機関、専門科にお世話になり、お陰様で今のところは、風邪を引く予兆もありません。
今日は耳鼻咽喉科の受診日でした。
前回処方して下さった薬の効果があり、喉の違和感やカスレ声が改善したことを先生にご報告できた日でした。
患者からの「良くなった」との言葉に、いつも以上にニコニコとして「ほかに気になるところはありますか?」と聞いて下さいました。
処方薬の一つを中止したいと申し出ましたが、減量という折衷案に落ち着きました。
医療とは医師が一方的に治療方針や処方を押し付けるのではなく、患者の思いをある程度受け止めて下さる姿勢が感じられると、患者側にも治療の継続や服薬の面倒も受け入れようとする気持ちが湧く結果、成果が上がるのだと体験しました。
減量された処方でも体調が安定することを願いながら、次回の診察で良い報告ができればイイなと思っています。
さて、医療機関までの交通はタクシーを利用しますが、今朝の運転手さんは破天荒な生き方をして来た事を面白くお話して下さいました。
定年後は、ボートレースで生活しようと思っているのだとか。
もちろんレーサーではなく、ギャンブラーとしてです・・・・。
前職では日本各地を何周も周り、すべてのボートレース場に行った経験があるのだとか。
その数が、24ヵ所なのだそうです。
勝率は五分五分。負けてはいないけど、生活していくには微妙な割合です。
乗車時間10分程度でしたが、すごいストーリーを上手にお話になる方でした。
時々悪さをして神様にお叱りを受けることもあるとか何とか・・・・。
明るく、楽しそうに話す方との会話は、何だか微笑ましい気分になります。
お話しの内容は日常的では有りませんでしたが、少しの時間でも人を楽しませ様とする運転手さんのサービス精神はいいことだなアと思いました。
黙っていても距離は同じ。料金も変わりません。
お話が続くと、相槌を打つのも大変だなと感じる事も有りますが、そんな時は自分の共感する力量を計られているつもりで『は・ひ・ふ・へ・ほ』を駆使しています。
一期一会、日本全国にあるボートレース場の数など、この運転手さんと出会わなかったら一生知らなかった事かも知れません。
人との出会いの数だけ面白いネタがあるものです。