12月15日(金曜日)
一昨日『自立生活を続ける準備・心構え』というテーマで区民の方々にお話を聞いて頂きました。
区役所のご担当者が会場の準備を始める前からお待ちになっている方がいらしたと伺い、身の引き締まる思いが致しました。
待ち時間の間に何人かの方にどんな事を期待してお越しになったのかを伺いました。
高齢夫妻の今後の過ごし方を考えたい。マンションや近隣で何か自分に出来ることは無いのか?
一人になったらどう過ごしていけば良いのか?少しヒントが欲しいとのことでした。
お一人暮らしの方も、同様でした。オシャレをしてとても綺麗にされているご婦人でしたが、心の中では着々と高齢になった自分を見つめ、自立に対しての課題と向き合っておられたようでした。
50分の持ち時間ではなかなか伝えきれない事が多く、残念な気持ちが残りましたが熱心に耳を傾けて下さった方々に感謝です。
来場者の中に耳の不自由な方がいらして、その方のために手話通訳者が二名お越しになり、何分か通訳をすると交代をしながら、わたくしの話を伝えて下さっていました。
地域包括ケアシステムは一人は皆を皆は一人をおもんばかり、支えになる仕組みです。
ご参加下さった方々の熱心さを思うと、わたくし自身にできる事は何かと改めて自分自身に問いかける良い時間を過ごさせて頂きました。