2月22日(木曜日)
『残念な人……』シリーズの著者が生産性向上の為に社長がする事。
そんなテーマと講師に興味を惹かれ午後から会場に出向きました。
何が残念な人と言わせるのか?
残念な事にその事には触れられず、本を読めば良いのだと思ったのですが、実はその本を書いた時から既に世の中は変化していて、もはや伝える内容も変わってきていることがわかりました。
多くの会社のコンサルを専門にしている方が、先は読めないと仰っていた事が印象的でした。
世界的に成功している企業の取り組みの解説もあり、それは大変興味深いお話ではありましたが、最終的に社長が行わないといけない事は三つとまとめられ、やっと腑に落ちた感がありました。
経営者の能力を測る秤は
① 粗利益率の増加
② 付加価値の向上
③ 組織の心理的安全状態の獲得
特に組織内の心理的安全状態の獲得とは、いわゆるチームワークの良さです。
くしくも平昌五輪で日本人アスリート達が注目されている部分も同じです。
ジャンプ、スケートやカーリングのチームメンバー達は、お互いを信じ、支え合える関係を築きながら最大のパフォーマンスが発揮出来る為のトレーニングを積んでいるのです。
仕事場でもそう言う関係ができればその業界で、その地域での金メダルが獲得出来るのです。
選手達の努力の陰には、優秀なコーチが存在します。
社長が何に対して優秀でなければいけないのかを教えられた貴重な講演でした。