4月5日(木曜日)
仕事には目的があります。
仕事の中にはこまごまとした書類の整理も重要です。
こまごまとした「点」の業務が次の「点」に繋がって一本にならないと仕事は完成しません。
ですから一つ一つの点の意味を理解しない限りはいつまで経っても点の業務しか出来ない事になり、仕事をしていると勘違いする人になってしまいます。
一生懸命に取り組む事は大事ですが、一歩間違えると『自分勝手な作業』となり兼ねません。
作業と仕事の違いを明確に捉えている人が増えるととても心強いです。
する事を増やすだけでなく、しなくて良い事、手放せる事を探し出し、実践できるのも仕事人として求められる大事なスキルです。
それは自分自身にも、関わる人への配慮としても重要な事です。
自分が受けた用件を次に伝える事。
それをしないとなると代わった人が一から聞き直す事になりますし、聞かれた相手は二度手間です。
『この会社はダメだな~~~~』とわたくしが感じるのもこの手のやり取りをされた時です。
他人事ではありません。
いつも、いつも何が起こっているのかを確かめ、『それでイイよ♪』と言ってあげられる様、解らない人には解ってもらえる様に伝えないとなりません。
伝えるという行動は幾つになっても、何年仕事をしていても難しい事だと痛感します。
ただ、難しいと言って避けてはいられません。
目を逸らすまでもなく、少し薄目で見ているうちに、あっという間に低きに流れます。
伝えるのに、これで良しというゴールはありません。
毎日、状況が変わり人も新陳代謝しています。
伝わっていない!!と危機感を覚える事は、社長がサボっている事に繋がります。
机周りの片づけをしながら、物が整理されると共に思考の整理も働き始めます。
何の為に?という基本に戻る事がいつでも、どこでも、誰にでも必要な事だと改めて思います。