6月8日(金曜日)
各店舗を訪問すると、改めて環境整備、整理整頓の必要性を感じます。
取り合えず置いてある物が何年も同じ場所を塞いでいるとか、『いつか使えるかもしれない』と取ってある物にも関わらず、その存在すら忘れられている物たちはすっかり埃をかぶっています。
メモを貼りっぱなしにしているPC周辺。付箋の発達は良きにも悪しきにも働きます。
わたくしが訪問し少し時間があると
『これ何?』
『これ使ってるの?』
『このメモ、日付が古いけど・・・もう終わっているならいらないんじゃない?』
と質問が続きます。
整理整頓が上手な人の引き出しは、物が重なっていない事、すぐ取り出せる物以上増やず、探し物に時間を掛ける事がない様です。
引き出しやキャビネットの中は時々思い切って整理をしないと、どんどん物が重なって目的の物が探せなくなります。
それは、頭の中の整理整頓と通じるとも言われています。
わたくしも、意識的に整理する時間を取らないと、アチコチから届く資料(ご提案書・参考資料・各所からの会議案内と議事録・行政機関からのアンケート・研修会案内資料・一度購入した通販のカタログなどなど・・・)で直ぐに机の上を占領されてしまいます。
当然、社内の会議に関する資料や社員からの各届出書もありますので、わたくしのデスクにはむやみに書類や郵便物を重ねない様に郵便物、提出物専用のトレイを用意しています。
それでも整理が追い付かないと気持ちが落ち着かなくなります。
この頃は、書類やカタログがポリ袋に入れられてくるので、分別に手間がかかり面倒です。
先日は一枚の見積書の為に綺麗な厚紙を表紙にしてくる会社さんに、中身だけ下さいと懇願しました。
わたくしのお薬情報は不要だと伝えてあるにも関わらず、カラー印刷されたものが袋に入っていると、心からガッカリします。
たかが紙一枚の事ですがガッカリの理由には、いくつもの要素が絡んでいます。
①説明書は不要と登録画面にメモされているが、読み損ねたか無視したか?いずれにしても業務が正しく行われていない事にガッカリ
②情報を正確に扱わない為に不要な印刷を行う事はコスト意識が低い事(紙代、インク代、電気代)にガッカリ
③不要な紙を始末しなければならない手間にガッカリ
④自分の要望を形に表してもらえなかった事にガッカリ
お客様は伝えた事を実践してくれない事をどう思われるでしょうか?
伺っている事を実践しない。相手への思いやりがないと言うことは紙の無駄、トナーの無駄遣いなどには思い至らないのだろうなと、改めてガッカリするのです。
モノの整理が当たり前に出来る職場でありたいですし、ゴチャゴチャが気持ち悪い、何が無駄な事で、何が大切な事なのかを一人一人が自分の頭で考えられる人であって欲しいですし、組織としてもそうあらねばいけないと思います。