6月11日(月曜日)
仕事を終えた時間から、大勢の人達が参加して研修会が始まりました。
90歳の認知症の母が、70歳の難病の子と暮らす為に私たちが何を手掛けたら良いのか?
いわゆる困難ケースに多職種がどう関わって行けば良いのか?
答えがある様で無い?無い様で無限にあるそれぞれの考えを参加者達は真剣に話し合います。
今夜はファシリテーターとして参加したのですが、先週、今夜の進行の為に事例提供者からプレゼンがありました。
その話を聞けば聞くほど、このお仕事の奥深さや、根気が要る事を改めて思いました。
わたくしの元には毎日ご利用者の変化や対応について報告が上がります。
財布が無くなった。『あの人に盗られた⁉︎』と興奮する方への対応。
病状が急変して入院手続きの支援を行なった。
約束のお時間に訪問したが留守で、外出先が不明。安否確認の為に家族に連絡を入れた。などなど。
人様の健康管理と共に、生活をお支えするとは何と大それたサービスでしょう。
サービスと一言で済ます事は何だか軽々しい気がいたします。
人間としての尊厳。
ゴチャゴチャして整理が付かなくなったら、ここに立ち戻る。
研修会のまとめにお話して下さったいつも素敵なH先生の言葉が心に沁みました。
そして、同じグループになって一つの事を真剣に議論する人達の真面目さ。
一人一人の学ぼうとする姿勢が、一人一人にまたエネルギーを与えて要る事に気づいたひと時でした。