7月9日(月曜日)
西日本豪雨で被災された方々、その関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
先週の木曜・金曜の経営者の勉強会で席を同じにしな方が広島からのご出席でした。
お越しになる際にも飛行機が大きく揺れて怖かったとお話なさっていましたが、帰りはご無事だったのかと心配になりました。
住所を調べてみると、何件かのお宅が浸水被害を受けていた様です。
テレビで報道されている内容を見ていても胸が詰まる思いですが、お顔馴染みになった方が被害を受けているかも知れないと思うと、より一層、緊張した思いが募ります。
そうした被害の数々、悲しい想いをされた人々、絶望の中で何とか光を見出し生きている方々の事を思うと、今の自分の悩みが悩みでも何でもない様な気がして参ります。
普通に仕事が出来て、普通にごはんを頂けて、普通に眠る事が出来る幸せ。
普通の事に慣れ過ぎて、人はどんどん欲張りになってしまいます。
欲張りとは、物欲もあれば、人に対しての感情コントロールもそうです。
少し親切にされると、次はもっと親切にしてもらわないと不機嫌になる。
自分の機嫌次第で相手が困っても知らん顔になっていく鈍感さ。
普通でいる事の有難さ。災難は自分で体験しないと文字通り他人事です。
実際に被害にあわれている方には大変申し訳ない表現ですが、大自然が与える無慈悲な出来事は、人間の傲慢さを振り返り、謙虚になる事を教えてくれている様な気がいたします。
今日一日無事に過ごせたのは、自分一人の力ではない事、誰かが誰かをサポートし、誰かが何かを我慢して、誰かが大切なモノを失いながら、わたくし達に無事な一日を送らせて下さっている事を忘れないでいようと思います。