7月17日(火曜日)
ヒロ薬品のお客様は医療や生活に何らかのご支援が必要な方々です。
病気でお薬が必要な方が薬局にお越しになります。
生活にご支援が必要な方のお宅にはその専門の職種の者たちがご訪問させて頂いています。
デイサービスは、こちらからお迎えに伺い、施設にお越し頂きます。
ですので、各店舗のスタッフ達には、親切心を伴った、優しいお声かけを心掛けて欲しいと普段から伝えています。
しかし、会社の経営と言うのはお客様以外にも、色々な事をお支え下さっている関係者の方々により成り立っている事を忘れてはいけません。
時々、ドキッとするような会話が耳に入る事があり、本当に悲しくなる事があります。
お客様はお金を頂く方。
それ以外は、ウチがお金を払ってあげている人。
まさか、その様な仕分けをしているとも思えないのですが、なぜか言葉の使い方が変だなアと感じる事があります。
何年も前に買った本のタイトルに「口のききたた、モノの言い方」というものがありました。
その本を買った時にも、何かを感じたのでしょう。
仲間内でコミュニケーションがうまく取れないスタッフに貸してあげた事もありました。
今回も同じことを思いうかべ書棚を見ましたが見当たりません。
以前『読んでみたら』と貸した人の手元にあるのかも知れません。
モノの伝え方一つで、その人の人格まで疑われる昨今。
言葉の使い方を間違えると、おのずと協力者が減り、仕事も独りよがりになりがちです。
大昔は、職人さんがその代名詞でした。
大工さんでも、植木職人さんでも、仕事ぶりが確かだと、口の悪いのもご愛敬と許された時代がありましたが、私共の様にチームで仕事を成し遂げる必要がある職種には向いていないと思います。
でも、この頃の工務店さんは、棟梁が雄弁でないと成り立たない・・・とも言われています。
必要な事を必要な場面で、必要に応じた言葉で伝える。
同じ話をするにも、相手がどう受け止めるかをチョット考える癖をつけると、もっと素敵なのになアと思います。
何年もお互いに理解を深める努力をした上で、冗談を言い合ったり、場合によっては少し強く主張する事はあるでしょう。
これも随分前の事ですが、ある有名な先生の検診の予約をした時の事。
有名なので、混む訳です。混むので窓口が忙しいのです。
そして窓口の若い方のお口のきき方が本当に失礼で『何様?』と感じた事がありました。
優秀で、有名なのはそのクリニックの一人の医師であり、窓口の人はその有名税に乗っかって自分まで大成したかの様な勘違いぶりでした。
その時は致し方なく受診をいたしましたが、その後そのクリニックの前を通るだけで窓口の対応の悪さを思い出します。
人様の姿をそうは申しても、ヒロ薬品の社員は社長の姿をコピーしているのかも知れません。
まずは、もう一度自分自身から言葉使いを改め、関わって下さる方々がヒロ薬品の誰と話をしても気持ち良いと感じて頂ける様に精進致します。