7月18日(水) 大安吉日
管理職が集まった会議では、決め事の先の枝葉の姿(行動)について質問をします。
本来は社長から質問されることを想定して提案書なり、レジュメを準備する事が望ましいのですが、これも段階を追いながら学んで上手くなって頂ければ良いと思っています。
本当に甘々社長です。
『社長はやさしいですよね』と以前にいた管理職に良く言われていました。
それは『お前は甘いよな!!』と言われている事は分かっていました。
甘くても、辛くても、結局仕事を続ける人と一緒に歩む以外に無いのです。
さて、今日の会議は今期どんな目標に対してどんな具体的行動を起こすのか?起こしているのか?を細かく聞く時間といたしました。
細かく聞きたださないと、誰がいつ何をするのかが見えず、評価が出来ないからです。
評価が出来難い事は風化するのです。
評価が出来ないから出来る様に見直そう!という事なら別ですが、決め事が風化するのは常だと思って対策を練る必要があります。
お客様へのお声かけ一つにしても、続かない理由が必ずあるはずなのです。
自分たちが行っていて、何となく後ろめたい事や、腑に落ちていない事はまず続きません。
相手の身になる事。
これがどういうことなのか?
ここに答えを出せる人は継続できると思っています。
なぜなら、自分の事に配慮してくれる人に対して悪い感情を持たぬどころか、良い感情を持って下さる。良い感情が湧くという事はこちら側の話を受け入れる準備をして下さるということに繋がります。
感情や言葉のピンポンが上手く出来る人はそこに喜びを見出すことが出来るので、誰に指示されなくてもやり続けられるのです。
薬局の現場でも、介護サービスの現場でも基本は同じです。
相手様の身になると、見え方が違ってきます。
言い換えると、相手の立ち位置に立ってこそいつも自分の立ち位置から見る光景と違ったものが見えるという事。
ヒロ薬品の創業者が『古谷さん、暇があったら掃除して。それから待合室の椅子に座って店舗を眺めて見て。患者さんの目に映るものが何かが良く見えるでしょう』と口癖の様に仰っていました。
どうしても毎日仕事に追われていると、考えが自分都合になりがちですが、時々はお客様ごっこのつもりで立ち位置を変わってみる事も必要なんだと思いました。