7月27日(金)
野外住まいのネコちゃんがある家に住まう様になり、可愛がられている話を聞きました。
住まうと言っても、日中は好きに外で過ごしています。
その住民が車で帰宅するのを見計らい、玄関先でお出迎え。
帰宅主と共に、自宅で待機する家族に向かって『入っても宜しいでしょうか?』という感じで玄関でお座りをしているそうです。
ネコちゃん部屋のドアを開けてあげると『ニャオ』と挨拶をしながら自室で眠るのだそうです。
その話を聞き『なんてお行儀の良いネコちゃん、動物だって礼節をわきまえる子はちゃんとするんですね』と思いました。
なぜ人間は言葉と言う素晴らしい能力を与えられているのに、それを活かさないのでしょう?
もし、声を失う事でもあれば話す事、声で伝える大切さをしみじみ感じるのでしょうが、失ってからでは遅いのです。
伝える大事さ、難しさ、楽しさ、喜びを感じるからこそ、人として生きていく事が出来るのです。
無関心な態度ではそこに人としての豊かな心は育まれません。
ネコちゃんは人間の助けを必要とし、そこのボス(リーダー)に礼節ある態度を取っているのです。
人間も一人では何事も成しえないはず。
近くにいる人達に支えられている事を真摯に捉えたいものです。