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嬉しい手紙

9月13日(木曜日)


社員が入職、退職する時、また休職中にも色々な労務手続きが発生します。

入社の場合は顔を見合わせながら、確認し合いながら手続きを進められます。

一方、退職の場合は労務手続きを行いつつ、最後のお給料振り込み後にも、給与明細や源泉徴収票などの送付があり、幾度も書類を発送します。


長い間に多くの方々の手続きを行って来ましたが、書類を送った後に『届きました』『受け取りました』などお返事を下さる方がいらっしゃると、嬉しくなります。

お返事を下さる方の共通点は

『お忙しいところ、お手数をお掛けしました』

『長い間お世話になりました』

『社長もお身体に気を付けて下さい』

などなど、必ず配慮の一言が添えられている事です。


大事な書類ですので、少なくても受け取ったという連絡を望んだ時期もありましたが、今はこちらがきちんと送付した履歴が分かるようにしているだけで、相手からのお返事には期待していません。


先日、体調不良で已むを得ず退職に至った方から、とても丁寧なお手紙を頂きました。

「社長の手紙を読みながら、自分の仕事に対する姿勢を反省しなければならないと申し訳なく思った・・・長い人生の中でこんな気持ちは初めてで、改めて広く思いやりある事を知り、この気持ちを持って仕事を続けたかった・・・。今回の退職を開運のチャンスとして考え前向きに進んでいきたいです」

身に余る嬉しい言葉です。

終わり良ければ全て善し。

お互いに感謝の言葉を交わせるのは、幸せな事です。

ただ、本当にわたくしの仕事ぶりは、お礼の言葉に相応しかったのか?という振り返りをせざるを得ません。


思いがあったとしても、それを十分に相手に伝えきるという事は難しいです。

求職中の社員さんからは時々メールが届きます。

離れている間の仕事場の様子や変化を気にかけて下さっています。

毎日現場で色々な事が起こっていますが、戻って来て下さる方々の為にも、わたくし自身の業務の整理整頓、事業所の環境整備に努め、笑顔と気持ちの良い挨拶の声が飛び交う場を作っていかないと・・・・温かなお手紙の文字を眺めてしみじみとそう感じています。

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2018年09月13日 09:30に投稿されたエントリーのページです。

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