11月14日(水曜日)
かつて、そこそこの責任を持った人と目標設定について話をしていた際に「飽きちゃった」と言われ戸惑った事がありました。
趣味や、遊び、ハマった食べ物に飽きて、もっと面白い事や物に意識が向くのはわかりますが、仕事に飽きるとは何があったのか?
単純作業と言われる業務であっても、正確さやスピード力、仕上げの美しさなど人よりも秀でる為の工夫はいくらでもあります。
対人援助、サービス業に於いては飽きている暇もなく、次から次へと課題と向き合う事でしょう。
医療の現場では、人の生命と関わるのですから、飽きるなどと言う言葉は言語道断です。
ただ、価値観、仕事感は人さまざまです。
この前タクシーの運転手さんで、あからさまに『あくび』をした方がおられました。
仕事に飽きたのか?運転に飽きたのか?緊張感を継続出来ない体力、気力だったのか?
秘めていても伝わる「やる気」
隠していても伝わる「無気力」
なぜ、この仕事に就こうと思ったのか?
初心忘るべからず。
少しでも上手くなりたい。
少しでも人に喜んでもらいたい。
少しでも成長を感じたい。
この、ホンノ少しの向上心が大事だとつくづく思うこの頃です。
そう言う想いを語ってくれる人と出会うと、ゾワゾワっとするくらい嬉しくなります。