風通し
2月4日(月曜日)
暦の上では、春になりました。まだ寒い日が続くはずですが、今日は正に春めいた一日でした。
先日少しだけ降った雨で少しは潤いを期待しましたが、今日はまた風が強くカラカラです。
お陰様で、その後わたくし以外のインフル感染者が社内に発生していない様で、ホッとしていますがまだ油断はできません。
さて、事務所の周辺(歩道にも・・・)に置いていた自転車が駐輪場に収まった顔で、入り口が清々しました。
お客様や関係者をお迎えする際に物理的に導線を塞いでいたばかりではなく、見栄えも良くなかったのをずっと気にしていましたが、最近は毎日スイスイとその場を通り抜け出来るので気分が良いです。
人は何か気になる事があると心の自由を奪われます。
心の自由を奪われると、行動が鈍化します。
片付けも仕事の成果を高めますし、整理整頓された場所のエネルギーは綺麗な色に見えるそうです。
多分、今のわたくしのデスク周りの色はグレーだと思います。
インフルで休んだ分の仕事が今日になって、やっと追いついた感がありますが、それでもまだ積まれているものがあります。
自転車がスッキリした様に自分の周囲の書類たちにも処分を含め、きちんと行き先をあてがう事が必要です。
物事、人ごとがうまくいく為には、何といっても風通しの良さが求められます。
その一つではありますが、10年間務めてきた行政関連の会議を今日で卒業致しました。
高齢者福祉に関する重要な会議に10年間も参加させて頂いた事は、個人的にも会社の代表としても、連絡会の会長としても大変有意義な体験だったと思います。
最後に参加者の皆様にその気持ちを述べ、お礼の言葉にいたしました。
顔なじみの方々は、「そんなこと言って、また席に座っているんでしょう?」と笑っておられましたが、もうそれはありません。
10年間未熟ながらも精いっぱい務めてきたこの経験を違う形で地域つくり、街つくり、事業の発展に活かしていこうと思うだけです。
代替わりは、必ずやってきますし、その機会を自分で決めないと物事は進みません。
連絡会=古谷というイメージから脱皮して、色々な席に風穴を開け、新たな参画者がそこに存在する事で議論が活発になる事でしょうし、そうあって欲しいとの思いからの卒業です。
『やるからにはやる!』という想いと、『辞める時は潔く去る』という想いも強く示さないと中途半端になります。
年間を通して、数々の会議に出席するたびに、『これが最後、今期で最後』と宣言をし続けてきましたが、年度末を迎えるにあたり、最後のお役目に一つ一つピリオドが打たれます。
会の運営の引継ぎはこれからですが、ズン!!とした存在?が抜ける事のメリットを感じて頂けるように後方支援をしていこうと思っています。