2月26日(火曜日)
先日、アナウンサー自らがスマホデトックスを体験したものを放送していました。
人気の無い場所に立つホテルの部屋に入ると、持っているスマホ(2台)を鍵付きのケースに収めらところからデトックスが開始です。
少しの間があればスマホを覗くのが当たり前になっているらしく、手持ち無沙汰な様子が有り有りでした。
時間はたっぷりあるのに、持参した本も読む気にならず、ソワソワしっぱなしな姿に違和感を感じました。
通勤で混み合う道でも、電車の乗り降りの時にも画面から目を離さない人が何と多い事でしょう。
自転車や、車を運転しながらも操作をしているのを見ると命の危険を感じます。
休日の空いている歩道で、後ろから来る自転車を確認しようと一瞬首を横に向けて戻した瞬間にドン!という衝撃を受けました。
スマホでドン‼️を初体験したのです。
十分にすれ違う広さを持った歩道での出来事でした。
男性と正面衝突した事にビックリしつつ「ごめんなさい」と一言言うのが精一杯で、お互いに怪我がなかったのが幸いでしたが、スマホ男性は無言で立ち去りました。
何に夢中になっていたのかは判りませんが、人の集中力が手元の小さな画面に全て吸い取られてしまった様に、周囲の気配を感じる能力が著しく低下している様に感じます。
デトックス体験のアナウンサーは、焚き火の炎をボーッと見る時間を手に入れました。
鳥の声に気づき、ベランダに出て鳥の姿を探し始めました。
見ていたものが見えていなかった事に気づき、聞こえていたはずの音に改めて気づき、人が本来持っている五感を取り戻す数日間だったそうです。
デトックスは、泊まりがけではなくても日常の中で少しの意識でできるそうです。
壁ドンはウットリですが、スマホドンはいただけません。
あの時にぶつかった方もデトックスの番組を見て少し何かを感じて下さったら嬉しいのですが…╰(*´︶`*)╯♡