4月8日(月曜日)
ネット上での取引が当たり前になっているからこそ、慎重に事を進める事を学ぶべきですし、ある種の勘を働かせることが必要だと思います。
ネット検索は、欲しい物、事、困っている事態の解決策を探りたい場合に利用します。
今日は、プリンターの不具合を解決したくて、エラー表示の片角にあったサイトへ飛びました。
プリンター会社のエラー表示でしたので、まったく疑いを持たずにいましたが、エラー内容を入力していると、『修理や解決に必要だと思われる情報が他にありますか?』などと上手な誘導が続き、状態を伝えると、『良くわかりました。次に進んで下さい』とナビされると支払い方法の案内にページが変わりました。
ここで変だなアと感じましたが、2,000前後の金額なので危うくカード情報を入力しそうになりました。
しかし、世界をまたぐ大手の会社がこの手法を取るのは信じがたかったので、改めて本物の会社のコールセンターに電話をし、タダで修理の方法、金額、その他の対応策を教えて頂きました。
電話の終わりに、念の為に先ほどの件をお伝えしたところ、まったく関係の無いサイトである事が判りました。
困っているなら2,000円位は払うだろう・・・という手口なのでしょう。
もしかすると、良心的に対応してくれるのかも知れませんが、そうであれば相談内容のコメントを記入する前に料金についての説明や表示があるはずです。
現金はもはやお金では無い様な印象を与えるカード会社のコマーシャルもあります。
現金を介在させず、情報入力だけでモノや情報が売買される世の中・・・・。
確かに便利ですが、これからどうやって会社の財産、自分の資産を守っていけば良いのか?
仕事にも、生き方にも倫理観など期待できない世の中になってしまったのでしょうか?