令和元年 5月7日(火曜日)
大型連休が明けました。
休みに入る前はこの日に復活するモチベーションをもっと心配して構えていた様に感じますが、何ということなく普通に起床し、普通に支度をし、普通に出勤しました。
昨日のテレビでも各局揃って『連休が終わりますね。どんな気分ですか?』と空港や駅舎でごった返す人々にインタヴューをしていました。
小学生の男の子は『毎日10連休がいい』と答え父親から『バカか』と突っ込まれていました(笑)
月初ですので、それなりに期日までに行わなければいけない事もありますが、近隣の銀行はラッキーなことに空いていましたし、メールも毎日自宅で確認していましたので、慌てて何かに追われる様な事が無かったのは幸いでした。
さて、休みの間は一つ一つの用事を丁寧に行う事が出来ました。
キッチンのコンロは細かな部品を外して油汚れを落としてピカピカに仕上げ、水道の蛇口周りの黒ずみはクエン酸でシップをしてから擦ったら見事にきれいになりました。
ベランダに置いていた枯れた鉢植えの古い土を捨て、いつでも新しい植物を植えられる様に鉢を整理しました。ついでにベランダのお掃除も済ませ、スッキリです。
延び延びだったピアノの調律も連休前に無理を言ったにも関わらず、有難い事に来て頂く事ができました。
綺麗に揃った音になったところで、8月の演奏会用の曲をゆっくりと丁寧にさらう時間も作れました。
慎重に、丁寧に楽譜を読みながら指を動かすと、いつも先生に指導される『効率の良い指の運び』を自分で探すことができます。
何度も繰り返し、一番良い指の順番を鉛筆で書き止めます。
自分で自分の指の動きを決める事が練習に必要な事だと気づきます。
冷蔵庫の食材を使いきるのに良い料理を考え、工夫をする余裕もありました。
日頃の時間の使い方には限度があります。
連休だったからこそ、同じ一日の使い方にも余裕を持てたのだと思います。
時間と物事を丁寧に扱うと、同じ環境、場所に居ながら全く別のものが見えてくる事が判りました。