6月12日(水曜日)
会社案内の見直しに取り掛かっています。
『お陰様で36年…』と書きながら、36年もの間にはいろいろな事が積み重なっていると、しみじみと感じています。
代表を引き継いだ際に変更すべき届はきちんとしたつもりでしたが、普通預金口座の一つだけ名義変更が行われていませんでした。
せっかくの口座なので改めて活用しようと、最寄りの支店に「法人の口座の名義変更に必要なものは?」と問い合わせをしました。
①通帳
②印鑑
③本人証明
これで良いと言われ、口座のある支店に出向き、店内の案内係の男性にもう一度同じ質問をしました。
ハキハキした男性は、窓口の方に確認せず、「大丈夫です!」と仰り、記入用紙を何種類か準備してくれました。
銀行の届け出関係の書類は苦手です。
一文字間違えても訂正印。数字は訂正印が効かず、書き直しを要求されるので、面倒な書類を書いてからダメ出しがあるのはかなわない・・・・と思っての事です。
係の男性は『印鑑を押すときには、声を掛けて下さい。失敗するとダメですから』と念を押し、わたくしが記入するのをチラチラ観察しながら、『どうですか?大丈夫ですか?』『では印鑑をしっかり押さえて、グリグリグリと力を入れて下さい』とレクチャーが始まりました。
グリグリグリを数か所か試みながら、残りの書類1枚『印鑑票』ではつい気が緩んでグリグリグリを少しサボり、グリくらいにしたところ、どうもその案内人のお気に召さなかった様で、印影を見て『アッ』と小さく声を出したのです。
『アッって何?』と思いましたが、何とか書き直しをせず、数枚の帳票類と通帳たちが窓口に提出されました。
ヤレヤレ・・・・💦
ここまででも、決して愉快な時間ではありませんでした。
小学生の子供に書き方を伝えるかの様な声掛けと印鑑のグリグリ・・・・。
でも、もう時間の問題だと思っていたら、窓口から声が掛かり、長年使用していなかった当座預金の名も変えるか、解約の手続きをしない限り、普通預金の名義変更が出来ない事が判明しました。
だから『法人の口座の名義変更』って言ったのに・・・・・。
当座預金を持っていると安易に変更が出来ないのであれば、尚更念の為の確認をして欲しかったです。プロなんだから。
そして、解約と名義変更には登記簿謄本の提出が必要だとも・・・・・。後出しジャンケン見たい・・・。
窓口の担当者は『案内に不備があって申し訳ない』と謝って下さいましたが、結局は一からの出直しでした。
昨今、銀行に限らず顧客の質問に答える際に、確認しないで、自分の頭の中にある事を伝えている事が多い様に感じます。
いわゆる『思い込み』です。
結局、持ち帰った書類は7種類。
全部証明も法務局に取りにいかないといけません
この様な出来事を友人に話すと、話を盛っているのでは?と笑われます。
ちなみに、グリグリグリのおじ様は、ご自身が『大丈夫』と言ったのに、全然大丈夫ではない状況を見ていても知らん顔でした。
返る頃には若い女性が立っておられ、元気よく『有難うございました。またお越し下さいませ』と声を掛てくれました。
ワンパターンの挨拶しか教えられていないのだから仕方がありません。
ただ、『違うんだなア』と思い『あのね、今日は有難うございますって言われる様な用事じゃなかったのよ』と囁いたら『そんな~~~~』と笑顔が返ってきました。
これはご愛敬。
1階に下りたらグリグリグリのおじ様がいましたが、やっぱり知らん顔のままでした。
いいのかなア????日本の銀行・・・・。