8月20日(火曜日)
昨日介護事業者への集団指導の場へ足を運びました。
連絡会の会長だった頃には、様々な事業形態の方々との共同について多くの時間を割いて参りました。
今は自らの法人が営む事業所の運営についてより具体的で日常的な指導を受け、基準にあった業務内容にしていく為に、新たな気持ちで学ぼうという気持ちでいます。
久しぶりにこの手の会に参加しましたが、不思議な気持ちがいたしました。
案内文にには開催時間が14:00~16:00と記載されていましたが、実際は資料とその補足に当たる資料の資料を読むだけで終始し、予定の時間を40分余らせて終わりました。
会の初めに『本日は質問の時間を設けていないので、質問の有る方は質問用紙に記入して提出して欲しい』と一言ありました。
早く終わって、サッサと帰りたい方もあるでしょうし、業務で遅刻した方、途中で離席した方もありますが、2時間の指導を受ける為に業務を調整してわざわざ出向いたにも関わらず、全く事業所との会話を持とうとしない姿勢には大きな課題を感じました。
地域で密着して事業を運営するものとして、しなければならない事柄を求めて指導内容にまとめてありますが、利用者と最も密着している事業所の管理者たちが何十人も集まっているのに、行政が誰とも話をしようとしない姿を見た時に、指導内容に説得力を持たないと思いました。
その事に気づかないのは、双方にとって本当に残念なことです。
そもそも、人を集めて資料を読むだけという作り方はもはや過去の在り方で、昨日の内容であれば、ネット配信などを利用し、各自が事業所で聞けば良いだけです。
指導の案内に従い、参加しないとマズイ・・・・と思っている事業所の方々が多いのかも知れません。
進行の方に『まだ40分もありますけど、本当にこれで終わりですか?少し質問の時間が取れませんか?』と伺いましたが、ニヤニヤ笑われて回答なしでした。
お笑いタレントのネタで、『何でだろう~何でだろう~何でだなんでだろう~~~~』というフレーズが頭に浮かんできます。
ちなみに、このネタは今でも会場でバカ受けだそうです。
最近で言えばチコちゃんが
『ね~ね~~岡村~~~、何で、人が沢山集まっていて、時間もあるのに質問を受け付けないの???』と言いそうです。
ここでチコってしまうと・・・・。
『行政は質問の答えを勝手に答えてはいけないから~~~~!』です。
責任のある回答をする為には、根拠が必要で、その場で一問一答という訳にはいかないのです。
そうであっても、40分の時間全部とは言いませんが、事業所の責任者達が現場を空けてでも『行って良かった!皆にも話を聴かせたかった』と思う様な場創りを考えて実践して頂きたかったなアと言うのが感想です。
対立とか、文句を言う訳でなく、地域包括ケアシステムを本当に作り上げたいと思っているのであれば会話は絶対に必要なのです。