9月10日(火曜日)
先日の台風で近所の街路樹がなぎ倒されていました。
その夜、駐車場の網のフェンンスは修正されていました。
翌朝、街路樹が根元から切り落とされているのを見ました。
切り株の直径は15センチくらいあったでしょうか?
その姿を見た時、少し嫌な感覚を覚えました。
太さ15センチに成長するまで何年掛かったでしょうか?
手間とお金がかかっても植え替える方法は取れなかったのかと・・・・。
完全に折れているのではないので、根っこは生きていたはず。
しかし、倒れて歩道が使えないという、住民の不便を考えると切り落として処分する方が簡単だったのでしょう。
切り株を見て、少し嫌な感覚を覚えたのは、人と比べたからです。
人の気持ちや関係も、改善に向けて最善策を講じないと、結局切り捨てになってしまう事があるからです。
まだ、しっかりした根があるのであれば、また根を生やそうとしているのであれば、土壌を良くして日向に枝を伸ばして貰える様に整えたいと思います。
反対に根っこの改善をせずに、表向きの手当をしたところで、すぐに何もかもがダメになります。
行政には行政の判断基準があるのでしょうが、木を一本大きく育てるのは並大抵の事ではありません。
人の成長も同じです。
どのタイミングで、どうやってどんな言葉で導けるのか?
いつもいつも、判断に悩みます。