12月9日(月曜日)
土曜日に音楽仲間と企画したConcertを開催し、ドタバタした中で何とか無事に終了しました。
素人がトリフォニーホールなどという素晴らしい会場の抽選を引き当ててしまった故、気持ちは盛り上がっているけど、何から手を付けていいのか分からない数か月を過ごしました。
案の定・・・・準備不足で、参加者の皆様にはご迷惑を沢山お掛けしてしまったのですが、とにかく奇跡的なConcertを作った事には間違えありません(笑)
わたくしは、pianoでは8月に別の発表会で弾いた曲をさらいました。
そして、合唱曲を3曲歌い、フルートアンサンブルの皆様とは『くるみ割り人形』の小曲の合間に童話から抜粋したシナリオを用意し、初の語りを体験させて頂きました。
裏方と出番3回というのは、リハーサルや着替えも含め、もはや頭の中がグルグルと渦を巻いている様な状態でしたが、こんな体験は二度と無いと思うと、本当に貴重で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
それぞれの参加者の演奏の完成度が高く、もっと以前から集客に努めていれば更に盛り上がったとは思いますが、これで精一杯でした。
今年の初めから地域の合唱グループでコーラスを習い始めました。
喘息の発作で声が出なくなった事を振り返り、きちんとした発声練習をしたいと思っていたところにお声が掛かりました。
pianoは一人で何とか調整しますが、グループでの活動に不慣れな為、この一年は歌の事、グループ内での役割の事、距離感の取り方、きつい事を言われた時のメンタル対処法・・・・etc
楽しい事ばかりではない事も学びました。とても良い経験でした。
しかし、一年前に出なかった高音域の声を出せるようになったのは嬉しい限りです。
来年の2月には国技館での『5,000人の第九』に参加する予定です。
全く練習が出来ていないので辞退しようとしたところ、例年の参加者から、『5,000人もいるから口パクで大丈夫よ。何年かかけてやっと歌えるようになるから体験しなさい』と優しく導かれたのをいいことに思い切って上手な口パクを完成しようと思います。
伊能忠敬の言葉に『人間は夢を持ち、前へ歩き続ける限り余生はいらない』とあります。
ジャンルの違う音楽仲間と出会い、様々な感覚が改めて目覚める体験は刺激的です。
そのストレスから逃げるのではなく、新たな学びとして教えを乞うというつもりになれば、何が起きても有難いのです。
Concertの最後には出演者が全員舞台に上がり、会場を引き当てた幸運の持ち主のお誕生日を祝いました。
『Happybirthday』の簡単な楽譜を用意したら、pianoの出演者が速攻でアレンジして伴奏してくれました。その楽譜をチラッと見たフルートアンサンブルの方が『♭一つ』と声を掛けてこれまた速攻で演奏に加わって下さいました。
コーラスのメンバーは練習もせずに、最後は綺麗にハモリを入れて下さいました♪
凄い人たちが集まったのだと思いました。
勿論、祝われた本人は泣いていました。
これを思いついて、サプライズしようと仕掛けたのはわたくしですが、舞台裏でのやり取りが筒抜けで、もはやサプライズにはなりませんでしたが、それはご愛敬です。