12月5日(木曜日)
『知らぬが仏、見ぬが極楽』
この様なことわざは何時誰が唱えたものでしょうか?
知らなければ気に病むことも無いですし、見なければ何事にもがっかりしなくても済むと言う事ですが、本当によく例えられていると思います。
個人的には面倒な事は耳にしたくないですし、見たくもありませんが、経営者としては見たくないもの、聞きたくない情報も伝えてもらわないと大変なことになります。
似たようなことわざで、『言わぬが花』というのもあります。
知らん顔して、言わなければ波風を立てる事もないのですが、これも会社の中でまかり通ったら大変です。
知らされるからこそ、課題への取り組みが見えて来る訳です。
がっかりする内容の話は、聞いているうちにがっかりを通り越して腹立たしくなってきます。
腹立たしい口調になってしまうので、『言わぬが花』になってしまいがちなのかも知れません。
しかし、誰の為に仕事をしているのか?という基本に立ちながら話すと、そうそう穏やかに振舞ってはいられない事もあります。
がっかりする・・・。
これは相手に対してもですが、そういう現状を作っているわたくしに対しての憤りでもあります。
先日10代の若い女性とお客様の満足度、チーム力など組織の話をしていて、とても通じるものを感じました。
年代や、経験の有無だけではないのだと感じました。
何を大事にしなければいけないのか?
いつもいつもわたくし共はそこを問われているのです。