2020年1月6日(月曜日)
2020年明けましておめでとうございます。
今日から仕事始めの方々が多いと思います。
お正月休みにしては珍しく長い休みを頂きました。
『骨休み』という言葉がありますが、その言葉通りの休日を過ごしました。
大みそかには、年越しコンサートに出かけるのが恒例になっていますが、今年はコンサート終了後に生番組の観客としても残る事ができたので、大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。
会場は両国国技館。
遅く取ったチケットでしたので、席は二階の最上段から二番目。
行ってみて『これは大変!!』と感じたことが沢山ありました。
まず、館内に入る為の階段が辛い・・・。
何が辛いって、手すりが直径10㎝以上もあるステンレス💦
外付けのエレベーターは止まっていて、利用できません。
館内にはエスカレーターもあるようですが、この日は使用できず。
冷たく冷え切った手すりを頼りに、慎重に上って会場に入ったら、自分の席は館内の頂上付近と知らされ、今度は手すりの無い一段がとても深い階段をヨッコラセとよじ登ります。
手すりの代わりに、座席の肩口に手を当てる人が多いらしく、その部分は通路側の全ての席が手垢で汚れていました。
やっと、予約の席にたどり着いたは良いのですが、とにかく長丁場。
コンサートが3時間。その後の生中継が3時間弱。
国技館は館内の飲食が可能ですが、講演中にトイレに行きたくなっても、この階段の往復は無理・・・・と気持ちを定め、持参したお水もチビチビ飲むことにしました。
35年も前に建てられた建物ですので、使い勝手が悪いのは当たり前かも知れません。
わたくしの友人が相撲ファンで、時々観覧に誘われます。未だに実行に移せていませんが、この恐怖の2階席の事を知ったらどうするでしょうか?
わたくしの股関節は片側しか可動しません。
その事を理由にいかに普段、ユルユルの生活を送っているかが分かったのは、元日の事です。
大腿四頭筋(太もも)に強烈な筋肉痛・・・・💦
その痛みが取れるのに、3日・・・・。
情けなくもあり、それでも楽しい時間を過ごせたという満足感もあり、なかなかインパクトのある年越しでした。
便利には気づき難いものですが、不便にぶつかると、何が大事か?と言う事に気づかされます。
不便だからと言って、そこを避けていると、欲しいものが手に入りません。
出かけて行って初めて自分の弱点が分かり、弱点を工夫に変える知恵を働かせ気になります。
今年も様々な事と向き合い、判断を下し、進んでいかねばなりません。
その為に知識を蓄え、知恵を駆使し、教えを乞う謙虚さを忘れないで過ごそうと思っています。