2月6日(木曜日)
毎月発行している『あっとほ~む✰たいむす』は今月で170号。
14年間、一度も欠かさず発行出来るのは記事を提供してくれる社員の協力の他に、お客様の趣味や、生活の工夫などを取材させて頂く事も多く、沢山の方々にお世話になっているお陰様です。
元々は、訪問介護事業所のPR誌として生み出されたので『あっとほ~む✰たいむす』と名づけられたのですが、14年の間にいくつもの事業所が誕生し、薬局の事、介護保険の事、リハビリの事などなど、会社全体の業務について皆様に知って頂く為のツールに成長しました。
ところが、楽しみにして下さるお客様がいる一方、社員たちの関心が今一つ・・・と感じる場面に遭遇し、少しガッカリしています。
昨今は印刷も紙質も良好な割に安価なサービスを利用していますが、14年前はコピー機で片面ずつ印刷していたものです。
片面300部を印刷した後、裏面に印刷を仕掛けるのですが、複合機であるが故、途中で外部からのFAXが印刷されたり、日中は他の業務(プリンター使用やコピー)が出来ず、帰宅間際に設定したものです。
当時は白黒印刷でしたので、ミニ新聞みたいな印象でした。
絵の上手なスタッフに色々な挿絵を描いてもらったり、レイアウトも工夫して手作り感満載でした。
そうやって、自らが作成に係わると必ず仕事に愛着が生まれ、もっと良いものを作りたくなってどんどん工夫をしてくれるようになりました。
時々、他のメンバーも含め一年間の記事の内容決めをしたこともありましたが、期日までに人様に読んで頂く内容の文章を提出するのは大変だった様です。
月初には、綺麗に印刷されたものが折りたたんで手元に来るのが当たり前になっているので、誰がどれだけの時間を掛けてどれだけの費用で作っているのか・・・あまり関心が無いのかも知れません。
他の人の仕事は社内に於いても意外に知らないものです。
ただ、こちらからの発信だけでなく、お客様のご協力を頂いて記事が作られている事に対しては感謝の気持ちを抱いて欲しいと思います。
当たり前に物事が進むことはありません。
有るが難き故に、それが叶うと嬉しいのです。
毎月、印刷会社への入稿が住み、支払いを終えると、本当にホッと致します。
小さな会社の小さなこだわりです。