4月8日(水曜日)
昨夜の緊急事態宣言を受けて様々な意見が飛び交っています。
特に『1世帯30万円給付問題』はお話になりません。
給食マスクを勝手に送る事を決めたかと思うと30万円と少し喜ばせておきながら、それを手に入れられる人は極めてわずかな方々の様だと知り、白けた気分になっています。
世の中のわずかな対象者が自ら所得を証明する諸々の書類を役所の窓口に持参する必要があります。
幸か不幸か?弊社の社員では対象者はいません。
仕事が続けられ、給与を支払える事は幸せな事です。
その他事業者への融資や助成に係わる情報も沢山出ています。
テレワーク推奨の為の費用はそれを必要とする企業にはとても有難い制度です。
テレワークが出来ないわたくし共の会社にしてみると、『なんだ~~~』という感じですが、制度というものは100%皆が満足、納得いく訳ではない事を痛感します。
それにしても、各助成金や融資の申請には相当な労力がいります。
ある基幹から受けられる融資申し込みに必要な書類を見てみると、本当に緊急にお金を活用して貰う為の策とは思えません。
まずは借入申込書が初めにあります。
次に以下の書類を整える事が必須です。
①事業所の敷地・建物・担保予定の状況
②既往借入金の状況
③法人の主な概要
④連帯保証人承諾書
⑤事業者が新型コロナウイルス感染症の影響で当該施設の責に帰することができない理由により機能を停止した際の経営資金に係る申請書(タイトル長い・・・・💦)
⑥資金交付請求書
⑦決算関係書類
⑧収支改善計画書
これを提出した後に審査が行われます。審査後に却下される場合もあります。
しかし、審査の基準が明記されていません。
にもかかわらず、これだけの書類をサクサクと仕上げて提出できる余裕がわたくしにはありません。
しかし、本当に書経営上ひっ迫している時には何が何でも面倒な書類を作るでしょう。
ブツブツ文句を言えるだけ恵まれているのです。
来週には、介護職員の処遇改善加算を得るための計画書の提出が迫っています。
この書類が本当にストレスで、寝る前、朝起きた時にドヨーンと頭に浮かびます。が、
似たようで異なる書類を東京都と江東区のそれぞれに提出しなければなりません。
介護保険が総合事業と制度が枝分かれした為です。
書き方見本があるものの、それを読み解くのもなかなか大変です。
なぜ、解りやすい表記をし、具体的な記入例を作って頂けないのか?
行政用語をそのまま使用し、言葉の咀嚼や変換が苦手な様です。
その為に申請者が、各々の解釈によって正しく仕上がらないのはお互いにとって損失です。
この事務作業にかかる時間を削減する事で、本当に困っている部署をサポートできればいいのに・・・・と思ってしまいます。
先日、夜中(明け方)に教育の専門家の面白い話をテレビで観ました。
寝落ちしそうだったので、スマホで録画をしました(便利です)
その時に、言葉が通じないのは言葉の玉入れゲームをしている為で、キャッチボールのトレーニングが出来ていない為だと面白い例えをされていました。
言葉や文字は理解を伝えるものです。
網に次々と玉を入れて終わりではなく、相手に受け取りやすい玉を投げ、返して貰う事の繰り返しをしていく必要があると思います。