8月28日(金曜日)
今週半ば、介護支援専門員の資格更新研修の受講生のサポートに行って参りました。
今年の始めから予定されていた研修のサポートは一旦全てキャンセルとなり、ようやく感染防止対策を十分にとった上で、再開されました。
普段は、9名から10名のグループが5つくらい設置されますが、今回は6名8グループでした。
講師と受講生のサポートとして2グループのファシリテートをするのが今回の役割でしたが、マスク着用は勿論、受講生に近寄る際にはフェイスシールドを着用し、アンケート用紙の回収時には手袋も着用するように事前に指導がありました。
緊急事態宣言が解除された後、美容院やネイルサロンのスタッフさんはまさにこの姿で長い時間施術をして下さっていますが、自分が身につけるといかに不便かが分かりました。
何より紙面の文字が見にくく、話が伝わり難いですしとにかく暑い!!
そしてフェイスシールドの下の部分が良く手にぶつかります。
飲食店の方々もフロア担当者はこの姿で一日中勤務されている訳で、本当にご苦労が多いと感じました。
受講生のグループの机上にもビニールカーテンでの仕切りが設置され、勿論全員マスク着用です。更に受講生にもフェイスシールドが一枚づつ配られたとの事。
気になる人は発言時に着用する様に言われたそうです。
にも関わらず、進行役の人が自分の声が届きにくいと思ったのか、マスクを顎に移動させたので、慌てて着用をお願いしました。
マスクをしながら資料に顔を向けて話している方には、身体や顔の向きを一番遠い人に向ける様にお伝えしました。
これは研修中だけでなく、実務にも共通する課題です。
どうしたら伝えたい事を安全に伝える事が出来るのかを模索し、段々上手になっていくのだと思います。
ビニールシートはスーパーなどでも店員さんの声が聞き難かったり、カードのサインを求められてもシートで手元が見えなかったりとモヤモヤする事が少なくはありません。
先日はその苛立ちでシートを引きはがした男性の画像がニュースで流れました。
一瞬の事ですがレジ担当者はどんなに怖かった事でしょう・・・・。
介護支援専門員の資格更新の為の研修はボリュームが多く、5日間の日程調整も課題です。
その上に感染拡大を防ぐ為の対策が加えられ、とてもストレスが大きいと察します。
Web研修だけではどうにもならない現状の中、事務局の試行錯誤の様子を見ながら、少しでも実務に役立てて頂きたいと思い、ワークが滞っている方、悩んでいる方々にお声を掛けながら、今回のテーマである『看取り』について改めて学ぶ事ができた貴重な時間でした。