8月19日(水曜日)
誰にでも向いている事、不向きな事があります。
得意、不得意という言い方もあります。
先週から、介護職の処遇改善に伴う実績報告書の作成に取り掛かりましたが、毎年認識しているものの、本当に向いていないとつくづく感じます。
加算の手当を頂けるのは、大変有難い事ですが、加算の支払い計画や実績報告の相手はお役所です。
従来の加算に加え、『特定』と名の付く別の加算が昨年10月分より給付されました。
計画書も、報告書もそれに伴い別様式です。
それぞれの加算給付額を上回る支払い実績がないといけない為に、年度末になると帳尻合わせで一苦労です。
最終的には、賃金台帳から対象者の数字を拾わないといけません。
その内訳として、二つに分かれている加算額を合計しつつ、給与分と、賞与分の仕分けをします。
しかし、賃金台帳には処遇改善手当の欄がひとまとめになっているので、この部分は毎月の給与計算に用いる計算シートで確認をして振り分けないと役所の欲しい数字にたどり着けません。
完全に経理担当者が存在すればお任せ出来るのですが、弊社ではそうもいかない為に、『不向き』を自称している社長が何枚ものExcelシートと格闘する事になるのです。
しかし、世の中は良くしたもので、不向きな人がした仕事をきちんと確認してくれる救世主がいるのです。
計算式が当て込まれている報告書に正しく数字が収まった時の達成感は一人ではなかなか得られません。
正解を得るまで、何度転記の入力ミスを見つけた事か・・・・。
合わないには合わない理由があります。
誤差がいくらなのかを計算したら、あたりをつけて改めて賃金台帳をめくります。
最終的に数字が固まったら、社員に支給した額の平均値を出しますが、パートさんは全て常勤換算にしないと報告書のシートが埋まりません。
しかし、別の項目では実人数計算を求めている為、本当に頭が混乱してきます。
イヤイヤ、得意な方、この様な解りにくい表現でも解を求めるのに向いている方は混乱しないのでしょう。
優秀な事務さんと私の違いは、集中力・読解力・冷静さ・真面目さでしょうか?
本当に、助けて頂いています。