9月29日(火曜日)
尊敬する経営者で、毎朝のブログ更新が日課になっていた方がありました。
友人からは『凄いの!神様みたいな人!思考の次元が違う!』と大絶賛でしたので、数年前から拝読していました。
私の様に無駄な長文ではなく、非常にコンパクトですが良く伝わってくる文章でした。
昨年、10年5ヵ月続いたそのブログは閉じられました。
10年以上日課にして続けてきた事の意味、社長の想いを伝える場がブログから別の場に移行するのであって、消極的な終わりではありません。
ただ、その最後のメッセージを読んで、何とはない喪失感を味わうと同時に、自分がこの独り言を書く意味は何か?と考え、意欲が停滞した事がありました。
いわば、その方の生き方や経営方針、お客様や社員さん達への想いと行動がわたくしにとって見習いたい事だらけだったのです。
実際にお目にかかった時の印象も重なり、自分にはない世界観、想像力、実行力、反省力・・・・ひっくるめての人間力はとても大きいもので、良いイメージは膨らむばかりです。
今も信念に基づき大活躍されておられますが、様子が見えないのが何だかとても寂しいです。
言葉の使い方、表現の方法は異なれど、その奥底にある考え方、根っこの部分は通じ合えるものが沢山ありました。
自らの判断や、結果に心が揺さぶられる時にはそっと覗きに行った文字の部屋。
今となれば、以前の投稿を読み返し、当時読んだ時の印象や解釈とはまた違った感想を持つのも新鮮です。
『自分の想いを発信し続ける事で、誰かのお役に立とうという使命感』で10年、毎日続けてこられたそうです。
何を隠そう、この私が十分に良い影響を頂き、言葉の一つ一つに励まされました。
失敗も成功も含め、実践し続けてきた方の言葉は宝物です。