5月11日(火曜日)
一月前まで、腰痛の悪化でやっとの思いで一日を過ごしていました。
ベッドから起きて一歩目を踏み込んだ瞬間に訪れる激痛で吐き気を覚えるほどでしたが、ペインクリニックでの治療が功を制し少しづづ『何か』をする気力と体力が戻りました。
痛みだけでは死ぬことはないけれど、意欲の低下やこの先どうなるのか?という不安は付いて回ります。
身の回りの事に普段の数倍の時間がかかるようになる。それだけでダメ人間に思えてきます。
キッチンに立って(寄りかかって)まな板を取り出し、包丁を使う事、火を使って調理する事がこんなに大変なことだとは思わず、今回ほど電子レンジを有難いと思った事はありませんでした。
治療を数回繰り返して、ある時急に痛みが薄くなり、前の生活に戻るトレーニングとして野菜のピクルスを作り(切って簡単酢につけるだけ)蒸し鶏を作り、トマトを薄切りにしました。
たったそれだけですが、調理の工程は身体の至る所を刺激しますし、普段何気なく行っている事がどれだけ有難い事なのかを実感しました。
保存がきく『お取り寄せ』も重宝しています。
この日はカレーで味付けした『いか飯』
輪切りにした断面をフライパンで焼き目をつけました。
こんな簡単な事も『できて嬉しい』事でした。
微妙な痛みは今後も共存する事として、養生の仕方、自己管理・・・・。
これを機に身体で学んだことをこれからの生活に活かして元気で、したい事に集中できる様に!と思っています。