5月14日(金曜日)
東京を始め、各地方で緊急事態宣言が継続されたり、新たに発令されています。
『疲れたと言わないで下さい』とトップのメッセージがありましたが、一年以上感染を用心する行動の繰り返しで、我慢を強いられていれば誰もが疲れている事は否めません。
わたくし共のお仕事は有難い事に営業時間や集客に制限を受けることなく、そのお陰で給与や雇用の調整をせずに過ごさせて頂いています。
幸いなことに社内で感染者を出すことなく今日に至っていますし、薬局のメンバーはようやく今月に第一回目のワクチン接種ができる見込みが立ち、ほんのわずかですがホッとしています。
お客様のワクチン接種予約に関する情報も色々出て来ているので、いよいよ我が事の様な実感を持ち始めているところです。
今回の予約にはチケット販売の会社も参入しているとか。
介護保険が始まった際に、ショートステイの予約の為に9時と同時に各施設に電話をし、話し中だと何度もリピートし、当時は2台の電話機で10数名のお客様の予約を確保するのが月初のルーティンだったことを思い出しました。
その時に、正にチケット〇アで人気アーティストのチケットを取るのに似ている・・・・と感じたものですが、それから20年経ち本当に〇アさんが絡むとは夢にも思っていませんでした。
その後、この混乱を回避する為にFAXでの申し込みとなり、その申込書をもとに抽選するという仕組みになりました。
いつの世も、新しい事や急な出来事に対しては混乱が付きものですが、インターネットの時代になり、より複雑になりました。
複雑な事が続くと、心身共にくたびれます。
こんな時だからこそ、適度な気分転換や、生き抜きが必要です。
先日、デパ地下でマグロのブツを買ってきました。(デパ地下が開いていて良かった)
もの心付いた時から、大好きなマグロを酒のアテに日本酒を美味しそうに飲んでいる父の姿が当たり前にありました。
4つ下の弟が父の胡坐の上に乗り、マグロを貰っているのを横で羨ましく思っていました。
デパ地下で、ブツにしては豪華なマグロを見つけた時に、ふとそんな何十年も前の事を思い出しました。
一人暮らしが続いていた時の差し入れも、美味しいマグロだと顔がほころんだものです。
そして腰痛が少し緩和したお祝いに、昔の父と同じスタイルで、日本酒と共にほんの少し生き抜きをしました。
一人呑みは飛沫感染を気にしないで済むので、本当に気楽です。