6月11日(金曜日)
この春、思い切った決断をしました。
薬局の移転です。
床面積÷人数=恐ろしいくらいの密状態
今まで本当に辛抱強く頑張って来てくれました。
少しでも働く環境を良くする為に、働く環境が良くなることで更なる地域貢献が出来る様に、体力・気力が維持できるうちに頑張ろう!といった心境です。
新規で店舗を作る時と違う事は、旧店舗と新店舗の業務を途絶えさせない事が絶対不可欠である事です。
勿論電話番号は変える訳には参りません。
その移転手続きの為だけでも相当の時間を要し、その都度くたびれる会話が繰り返され、私の周りにいるスタッフにボヤきながら何とか進めています。
40年近く前に電話番号を取得するには『電話加入権』の費用を払ったのですが、それは先代の名義でしたので、移転の申込が本人から委任の証明がないと出来ないと言われ、書面で変更届を出しました。
個人から法人への変更には登記簿謄本も必要です。
代表を引き継ぐ際に、様々な変更届を出し、銀行も含め次々と名義を変えましたが、流石に電話加入権までは気が回りませんでした。
更に複雑なのが、N社以外の電話会社が絡んでいる事。
そして、電話一本で店が開けた時代とは異なりINの環境も複雑に絡んできます。
思った以上に細かな大仕事が沢山あって、正に気力との勝負の様な毎日を送っています。
しかし、平面図に修正を加え、物品の配置も決まってくるといよいよだなアと楽しくなってきます。
使いやすい最大のレイアウトを提案頂き、床や天板、壁紙の色を決めていく工程は久々です。
今の店舗より広くなるとは言え、限られたスペースで出来る事は決まって来ます。
要望は色々あるとは思いつつ、エイ!ヤー!で進む以外にありません。
現場の人達は、粛々と自分の役割に徹して責任を果たしてくれる。
そこに揺るぎない信頼があってこそ私が切り込み隊長としての役割を果たす事が出来ます。
新しく綺麗な店舗を作ったら、そこに魂を込めた仕事を埋めていく事を喜びとして欲しいと切に願います。