10月13日(水曜日)
薬局の新店舗がオープンして早くも3週間目に入りました。
オープンまでの忙しさとその後の忙しさに違いが明白です。
オープンまでは物件の準備・内装工事・調剤機器や備品の調達等々物に対する忙しさでしたが、その後に訪れているのは、それらの支払いに関する資金の管理や届け出関係の書類の提出です。
薬局の費用はそれと解りやすいように、本部の口座から引き落としていた契約も少しづつ変更し始めています。
そして、法人の登記住所の変更も行い新しい登記簿が手に入れば役所関係や銀行への変更届も待ち受けています。
色々な手続きを進める為に関係個所に電話をしますが、一度で用事が済むことが珍しく、本当に守備範囲が狭くて点の仕事だなアと感じてしまいます。
それだけ人の余裕があると言う事なのでしょうか?
しかし、ウチの失態にも関わらず『自分たちの守備範囲を超えたところに関心を示すべきだった』と詫びて下さった方がいらっしゃいました。
この言葉には感動しましたし、私も真似しないといけないと痛感しました。
会社の中で私が一番外部の諸々の関係者と話をする機会が多いので、常々多種多様な方がいる事を実感するのですが、モヤモヤする相手に共通するのが『理由を知ろうとしない』事だと最近気づきました。
言葉の表面だけのやり取りをしようとしている。
言っている言葉の真意が伝わらい。
本当にもどかしい思いです。
しかしそれは外部の方に限らず、ウチのメンバーにも言える事です。
起こった事の説明が出来ない事が度々あります。
物事は全て、した事、しなかった事によって結果を作り出しています。
この単純な事が理解できて、その考え癖を身につけている人は、『自分たちがもっと想像力を働かせるべきだった』という謙虚な言葉が即座に出てくるのでしょう。
理由を深堀りしてみると、色々な気づきがあるはずです。
有名企業の取り組みで『①:何故それが起こったのか?』⇒『②:それはどうして?』⇒『③:②の理由は何?』『④:③の理由は何?』『⑤:④の理由は?』と5回の何故をとことん考える事を徹底したらエラーの数が激減したというお話・・・・。
数年前にこの例を使って検証をしたことがありました。
最終的に5回の何故を繰り返すと結局は自分自身の思考癖や思いこみで起こっている事に気付きます。思い込みはしかるべき確認をする事で進む方向が見えます。
判断基準が『自分の気考え・そう思った事』を優先しているが故にエラーが起こります。
私は良く外部の方々との変だなアとと思う会話を例に話をします。
その時に『もしかしたら自分も?』という一瞬の振り返りをする様になって欲しいと切に、切に、切に、切に、切に思うところです。