3月3日(木曜日)「桃の節句」=「ひな祭り」
ひな祭りは、女の子の健やかな成長と健康を願う行事のことです。
昔、病気や災いから身を守るおまじないとして紙で人形を作り、その人形で体を撫で、厄災を移し、川に流す儀式があったそうです。それが「流しびな」という風習に移り変わり、今の雛人形になったと言われています。
雛人形は女性を守ってくれる「一生のお守り」である為、一人一体の人形を与えられるのが正しいお雛様の持ちようだそうです。
女の子が沢山生まれたらお雛様も賑やかになりますね。
そんな訳で・・・我が家でも一対のお雛様を毎年飾っています。
20年以上前に見つけた『霧子ガラス』で出来ているお猪口のお内裏様とお雛様です。
お猪口ですがこれでお酒を呑んだことは事はありません。
ちなみに、後ろに見えているガラスの花瓶は『とっくり』です(^^♪
それにしても、日本式の雅なお祭りは眼も心も楽しませてくれます。
ひな祭りに限らず、お祭りの背景には厄病を払うとか、自然の恵みを感謝するという『思い』や『心』があります。
そしてそれぞれの国に、それぞれに意味を持つお祭りがあります。
どうぞ、その時まで生き延びて、お祭りの為のお料理を作り、お祭りの時に着ようと思った衣装を身につけ、家族や友人たちと生きている証を感じて頂きたいと思います。
いまは、ただただ異国で起きている悲惨な出来事の収束を願うばかりです。