5月13日(金曜日)
新緑のさわやかな風と、ほどよい太陽の光で気持ちの良いはずのこの季節に、今年は雨が盛んです。
去年の今頃のブログにも似たようなコメントを書きこんでいました。
それだけ、晴れて欲しい時の雨に何かを感じているのかも知れません。
先週、おなじみのお花屋さんに立ち寄った際に、母の日が近かった為、お店はカーネーションのお花であふれていました。
昨今はカーネーションの他に、色とりどりの紫陽花の鉢を贈るのも人気だそうで、別棟のスペースには沢山の紫陽花が咲き誇っていました。
路地に咲く紫陽花は大地の水分を貰い、雨にうたれて活き活きと咲きますが、鉢植えは土が少ないので、少しでも油断するとあっという間に葉と花が萎れてしまいます💦
その哀れな姿を見ると『ウワア~~!しまった!!!』と慌てます。
急いで洗面所に移動して、ゆっくり流し水をしながら水が上がって花びらや葉の隅々まで行き渡るのを待ちます。
紫陽花は水が好きですが、一鉢一鉢、植物の性質や育った年数で気に掛けるポイント、手の掛け方が異なります。
土の乾燥具合をきちんと見ないと、水のやりすぎで、根腐れや虫が湧く原因を作る事になるので、こまめに対話をし、葉っぱの色つやを見て、過干渉になりすぎず、くたびれた葉や花は早めに摘んであげて、風通しを良くします。
花の蕾を見つけたら大袈裟に喜び、先終わりの時には、『綺麗だったね。有り難う』と一言添えて摘ませて頂く。
何だか人間関係を良好に保つコツと似ています(笑)
感心を寄せつつも過干渉にならず、元気な時には一緒に笑顔になり、弱った時にはそっと寄り添い出来る事を施す。
気に掛け始めると、もっと知りたくなってくるのが性分・・・・。
花の事も、人の事も。
ただ、それもこれも分相応に、適度な距離を持ちつつ心豊かな対話が出来るのが理想です。
多分、多くの方々はマスクの下でモゾモゾする会話に疲れて、快活に笑い、コロナ渦をどんな風にして過ごしたのかを話したくて仕方が無いのではないかと思っています。